品質・環境・持続可能への取組みQUALITY / ENVIRONMENT / SUSTAINABLE
「品質こそ信頼」と捉え、製造・販売・組立のあらゆる工程において、安定した品質と確実な対応を実現するための品質管理体制を整備しています。 製品不良を出さない、納期遅延を起こさない、検査ミスを防ぐ――こうした基本を徹底し続けることが、お客様からの信頼獲得と継続取引につながると確信しています。 工程ごとの管理指標を定め、作業基準書・チェックリスト・社内記録フォーマットを整備し、受入検査・工程内検査・最終検査の三段階で多重確認を実施。 また、作業者個人に対する責任意識の定着と、継続的な教育体制によって「人に依存しない仕組みづくり」も進めています。 さらに、企業の社会的責任として環境保全にも力を入れ、省エネ設備の導入や資源の再利用、廃棄物の適正処理といった具体的な施策を通じて、持続可能な社会の実現に貢献しています。
品質への取組みQUALITY
品質確保のため、以下のような具体的な施策を全社的に実施しています。
社内ルールによる作業標準化
- 全作業工程において標準作業手順書を整備し、日々の業務で遵守
- 新人教育時や仕様変更時には必ず再教育を実施し、属人的な作業を排除
工程内検査・記録の徹底
- 中間検査・出荷前検査において記録様式を統一し、社内でデジタル・紙両面で管理
- 過去の製品に関する問い合わせにも即応できるよう、記録保管は1年以上を基準
品質教育の推進(OJT+座学)
- 実作業を通じたOJTに加え、定期的な社内講習を実施(年間4回)
- 顧客クレーム事例の共有、寸法測定の基本、5Sの徹底など、現場視点に特化した教育
不具合管理と再発防止体制
- 不具合発生時には即日「報告→原因分析→再発防止策」のPDCAを回す体制
- 月次で品質ミーティングを開催し、現場改善活動の共有・仕組み化を進行中
環境への取組みENVIRONMENT
地球環境に対する企業責任を果たすため、環境負荷の少ない製品選定・設備運用・資源管理を推進しています。 当社では、以下のような具体的かつ実践的な省エネ・省資源活動を継続的に行っています。
省エネ施策の実行
- 社内照明のLED化50%完了(2025年時点)。
- 空調機器の温度設定・稼働時間の適正管理による電力消費の最適化。
- 昼休憩時の部分停止運用など、社員の協力を得た小さな改善の積み重ね。
リサイクルと分別管理
- 成形材料のリサイクル比率を90%以上に維持する運用ルールを整備。
- 廃材や不良品については粉砕・再資源化業者と連携し、環境負荷を削減。
- 社員に対しても分別ルールをポスターや掲示物で啓発。
環境配慮型製品・技術の導入検討
- お客様との共同開発において、生分解性樹脂・再生材・鉛フリーはんだ等の採用を提案。
- 将来的にはISO14001取得も視野に入れ、社内体制の強化を進行中。
持続可能への取組みSUSTAINABLE

SDGs9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
プラスチック成形・電子機器組立・商社機能といった複数の事業を自社内に持ち、部品調達から製造・納品までを一貫して対応する「製販一体体制」を構築しています。 これにより、地域産業におけるモノづくりのインフラとしての役割を果たし、中小企業やスタートアップの技術的支援にも貢献しています。 高品質・高精度なモノづくりを通じて、産業基盤の強化と技術革新の支援に寄与しています。

SDGs11. 住み続けられるまちづくりを
秩父地域に根差した事業を45年以上継続しており、地元企業や行政との連携を通じて地域経済の活性化に貢献しています。 また、小回りの利く体制を活かした迅速な現場対応や、地場企業向けの省力化支援などを通じて、地域に住み働く人々の生産性と暮らしの質を高める取り組みを行っています。 こうした姿勢が、持続可能な地域社会づくりに直結しています。

SDGs12. つくる責任 つかう責任
製造工程における不良削減や再生材・環境配慮型素材の活用、材料ロスの低減など、持続可能な生産体制の構築に取り組んでいます。 また、品質管理やトレーサビリティ、社内教育体制の整備により「良品を確実に届ける責任」を徹底。限られた資源を無駄なく活かし、 社会と顧客に対して責任ある供給を実現しています。